こんにちは、とんかつ係長です。
さて、世間では『デキる男』の要素のひとつに『仕事が早い』と言う要素が含まれている風潮があります。
「速い」ではなく「早い」のようですが、仕事が速ければ結果的に物事が早くなりますんで、どっちでもいいだろ。
『仕事が早い』のと『集中力が高い』のは比例します。
仕事を終わらせるために高い集中力で仕事(作業)を進めれば早く終わりますからね。
仕事を早く終わらせるノウハウで
「計画を立てよう!」
「タスクを洗おう!」
「疲れたなら仮眠を取ろう!」
みたいな情報は結構よく目にしますが、
今回書かせて頂くのは上記のような事ではなく、
作業をこなすスピードを直接速くする非常にクリティカルな方法
となります。
これはすぐに実践できますし、自分も効果を体験済みです。
目次
早速、結論から言います
作業をこなすスピードが速くするには集中力を高めれば良いですよね?
→じゃあ集中力を高めるにはどうする?
→意識が1ミリでも他の事に向かないようにする
→そうすれば目の前のリアルタイムな作業にのみ一点集中する
→そうするには『心の中で自分の作業を細かく実況』する
…と言う方法になります。
は?なに言ってんだお前?
と思った人もいると思いますので、自分なりに解説して行きまーす。
まずはやり方を説明して行きます
まず、やり方から簡単に説明させて頂きます。
非常に簡単な方法なんですが、自分の動作ひとつひとつを心の中で実況します。
例えば『Googleで「ラーメン」と検索してwikipediaのページを開く』と言う作業をするとします。
そしたら文字通りその作業をするのですが、その最中に自分の動作ひとつひとつを心の中で実況するだけです。
実況の例はこんな感じになります…
↓とんかつ係長の心の中
Googleを開いた。
「ラーメン」と打つ。
ラー…
メ…
ン…
…エンター!
…検索結果が出てきた。
wikipediaのページ発見。
該当ページをクリック。
…開いた!
…と言う具合です。
これ読んでるだけだととんかつ係長がバカな奴に見えるだけかもしれませんが、
仕事中にやってみると効果があるんですよマジでコレ。
心の底から楽しいと思える作業をしてない時に効果抜群
人間て作業中は結構余計な事を考えてます。
趣味とか遊びとか楽しんでやっている物事の場合は全力で集中してるのでそうでもないんですが、
仕事や家事などの作業の場合は「今日の晩御飯なに食べよう」とか「あさって友達と遊びに行くの楽しみだなぁ」とか「リコーダーでチャルメラのメロディ吹いたなぁ」とか考えたりします。
「いやいや、俺(私)はそんな事ないよ?」
と言う人もいるかもしれませんが、これは「1秒でも別の事を考えてないと言い切れますか?」…と言うレベルでの話です。
自分実況をする事により1秒も意識がブレない
無心に自分の動作を心の中で実況するだけなので、1秒も意識がブレません。
目の前の作業を淡々とスピーディーにこなす事ができます。
そして『余計な事を考えない』と言う事は『【考える】と言う動作をしない』ので、脳の疲労度も軽減されます。
電球とレーザーに例えるとわかりやすい
【100ワットの電球】と【50ミリワットのレーザー光線】があったとします。
【50ミリワットのレーザー光線】は、【100ワットの電球】の2000分の1のパワーなのですが、
当然のごとく電球よりレーザーの方が光を遠くに飛ばせてます。
あと、【100ワットの電球】を肉眼で見ても何も起こりませんが、【50ミリワットのレーザー光線】を直視すると失明するリスクがあります。
これは要は光エネルギーが『散漫している』のと『一点集中している』のとの違いです。
作業する『集中力』ひとつにしても同じ事が言える
レーザーの方が50ミリワットなので電球に比べてパワー自体は少ないハズなのに
破壊力も飛距離もレーザーの方が勝っています。
光エネルギーが一点集中しているからですね。
仕事の作業をしている時も同じ事で『余計な事を1秒でも考える』のと『ブレずに無心に一点集中』するのとでは全くスピードが変わってきます。
それを実現するのが『自分実況』と言う事です。
クリエイティブな作業の時や、アドリブが要求される作業の時は難しいかも
考えながらアウトプットする作業の場合は、この手法を用いるのは難しいかもしれません。
動画編集みたいな仕事や作曲などの仕事、はたまた『頭の回転』と『会話』が必要な提案営業の時なんかではモチロン使えません。
ですが、ある程度のシーンでは大体は使える手法なので是非お試しください。