どうも、とんかつ係長です。
さて皆さん、ウェブライダーの松尾茂起さんが監修しているサイト『ナースが教える仕事術』はご存知でしょうか?
コンテンツ(記事)の量よりも質を追求して合計43記事で月間100万PVを達成したバケモノメディアです。(運営1年11ヶ月で達成)
ブロガーやメディア運営している人なら知らない人は少ないと思います。
この『ナースが教える仕事術』をSimilarWebで解析させてもらった所、7月から閲覧数が激変してる結果が出たので思わず記事にしてしまいました。
(※とんかつ係長は松尾茂起さんのファンですので、これは批判記事ではありません)
目次
7月17日のデータで、セッション数34万、PV数がおよそ395,000
SimilarWebをご存知じゃない人に説明するなら『他者(他社)のサイトの簡易アクセス解析ツール』と思ってください。
(SimilaerWebは→コチラ)
画像に表示されている『合計訪問者数』がセッション数、そして『合計訪問者数』×『訪問別ページビュー』=PV数になります。
3月~5月まではセッション数210万~220万をキープしているんですが、6月に135万セッションに下がり、7月に34万セッションにまで下がってます。
松尾茂起さんファンとしては、何が起こったのか気になる状況…。
コンテンツの更新頻度に変化はない
『ナースが教える仕事術』は1記事の質を究極に突き詰めてるサイトですので月間1記事の更新ペースです。
普通のブロガーやメディア運営じゃ考えられないペースです。(遅いペースと言う意味で)
セッション数が下がり始めた6月を含め、それ以前もそれ以降も記事追加ペースは変わっていません。
記事内容の質も変わっていないように見える
2017年4月からの記事も1つ1つ読みましたが、相変わらず素晴らしい内容と構成なので質が落ちているようにも思えません。
と言うかいつも思うけど1記事で8000文字とかザラにありますからねこのサイト。
ただ文字数増やすだけなら誰でもできますが、このサイトの記事はただ文字数が多いだけじゃなくて意味のある濃い内容がギッシリ詰め込まれている。
6月15日に発表した運営方針の変更が原因だと判明!
ご存知の人もおられるかもしれませんが『ナースが教える仕事術』の中に、違和感のあるリンクタイトルがひとつ…。
それが『編集部からの大切なお知らせ』…。
内容は『「健康」に関わる記事の掲載を取りやめ、今後は「仕事術」に関する記事だけを公開する』と言うもの。
WELQ問題でも有名になりましたが、医療や健康分野は情報の真意や質がシビアに問われるジャンルです。
『医療分野は新たな研究結果で事情が変わったり、医師などによって見解が異なる可能性がある』と言う事情を含めて、このサイトは仕事術に関する記事のみを公開して行く判断にしたそうです。
SEO上位だった記事でも、健康や医療関連の内容なら全て削除
「仕事術」に関する記事のみを残し、健康や医療に関する記事はスッキリと削除したのがアクセス数激減の原因のようです。
『口臭』や『免疫』や『肩こり』の記事なんかはSEO上位だったのに、それを潔く抹消です。
現に、Googleで「ナースが教える仕事術 口臭」や「ナースが教える仕事術 免疫」と検索しても、結果に出て来なかったり記事が見れなくなったりしてます。
ツイッターの公式アカウントからの『口臭』に関する記事のリンクを踏んでみても、すでに削除済みのページに飛ばれます。
尋常じゃない労力をかけて作成した数ある記事を全て削除なんて、松尾茂起さんだからできる事。(まぁせざるを得ないと思いますが)
普通の個人ブロガーなら絶対にここまでやってませんね(笑)
健康記事の削除は、最終的にユーザー目線へと落ち着く
健康や医療関連の記事を全て削除する事は、綺麗ごとを無しにすれば、WELQ問題があったからこそ自身を守るための対策かもしれません。
でも、時代の流れとともに事情が変わる医療分野のコンテンツをそのまま残しておけば『間違った情報』へと変貌を遂げてユーザーを困らせる可能性があるのも事実。
アクセス数だけを取るならコンテンツを残しておけば良いですが、いさぎ良く削除しているのは松尾さんが元来より唱えている”ユーザー目線“を大切にする事に起因しています。
まぁ結局、松尾茂起さんはどう転んでも天才気質に変わりないので、WEBライダーとして既に新しいコンテンツサイトに取り組んでます。
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