とんかつ係長です。
「やばい…〇〇君が好きすぎて苦しい…」
「〇〇ちゃんに恋して眠れない…」
と言う感じで恋愛をしている人にとって、もしかしたら訪れるであろう一大イベントの『告白』。
「あなたと彼氏彼女の関係になりたいんです!好きです!」と決意表明するドキドキイベントですね。
で、告白をする事を決意した人がどうしても恋愛成就を成功させたいがためにインターネット検索で
・成功する告白の仕方
・成功する告白の言葉
みたいな事を調べるケースもあると思います。
ですが、とんかつ係長 なりに分析してみて個人的に思った事は
「『告白』と言う切り取った1シーンだけで恋愛成就の勝敗が決まる訳じゃない」
と言う話です。
『告白』と言う1シーンだけでカップルになれるかどうかが決まる訳ではなく、恋愛は『告白するに至るまでの過程』の方が重要。
だって恋愛において自分が追われる立場だったら、告白されるまでの間にあるデートやコミュニケーションなどの過程で『いかに相手から虜にされるか?』で好きになるかどうか決まるハズ。
スポーツ選手のように例えてみた場合、
告白に至るまでのデートなどの過程 = 練習試合
告白 = 本番試合
ではなく、
告白に至るまでのデートなどの過程 = 本番試合
告白 = 審判(意中の相手)からの試合結果の発表
です。
ですので『成功する告白の仕方』と言うノウハウは存在しないと思ってます。
本番試合(デートなど)で良い結果も出せてないのに、審判相手に「勝たせてください!」とアピール(告白)したところで勝つ事はできないですからね。
ただ、意中の相手から好感触の反応を得られるデートなどを何回も重ねて来た上で『告白』をするのなら、告白の仕方はちゃんと考えた方が良いと思ってます。
もし意中の相手が自分に対して好意が傾いている可能性があるなら
『失敗法則を排除した告白の仕方』=『成功する告白の仕方』
と僕は考えます。
目次
まずは告白で失敗確率の高いケースを頭に入れておく
こんな記事を書いてる僕ですが、若い頃に意中の相手に告白してフラれた確率は70%です。
(じゃあ冒頭から長々と偉そうに書いた文章はなんなんだよ)
まぁ失敗の先生としてなら胸を張れます。
男女問わず、年齢が若ければ若いほど恋愛に対する気持ちの熱度ってかなり高いと思います。
年齢を重ねれば重ねるほど、良くも悪くも恋愛に対して冷静沈着になります。
自分はもう30代&既婚者になりましたので、今だからこそ冷静にわかる『告白の失敗ケース』をまとめてみます。
①タイミングを間違える — 『自分の感情優先型』
男女問わず、自分自身の恋愛の熱度が高い時期に起こり得るケースで
「もう自分の気持ちが抑えきれない!告白して相手に気持ちを伝えよう!」
と言う考えに陥って告白に至るケース。
これ、高確率で失敗します。
大人の皆さまや恋愛百戦錬磨のプロの皆様なら「は?常識だろ?」と言うと思います。
これは酷な表現をすると『ただの自己満足の告白』でしかないです。
やってる本人は相手の事を好きすぎてそんな意識が全くないケースが結構ありますが、第三者から見ると『自分の都合で物事を進めている』と言う評価。
恋愛成就を一言でシンプルに表現すると『相手の気持ち』と『自分の気持ち』のすり合わせです。
たとえデートを何回も重ねてようが普段から仲が良かろうが、相手が自分を受けて入れてくれるかどうかは『相手の気持ち』次第です。
『相手の気持ち』が自分を受け入れてくれるゴールに至っているかどうか(タイミング)を冷静に見定めずに『自分の気持ち』を優先して告白するのは当然のごとく失敗率が高いです。
これは男女問わず言える事だと思います。
②愛の告白かどうかもわからない – 『軽く聞こえてしまう型』
はい、このケースは僕も嫁も告白する側として失敗経験済みです。(こんな事を書いたのを嫁に知られたら殺される)
告白する時ってどうしても緊張してしまうため、事前に言葉を考えておかないと自分でも想像し得ない軽いセリフが出てしまいます。
軽いと言っても、チャラい意味だけの事を言ってません。
具体的なケースで言うと、デート中に日常会話の流れで「実は、〇〇のこと好きなんだよねー」みたいな感じで、声のトーンも口調も変えずに言ってしまうケース。
これ文字だけで見たら緊張感も何もないように見えますが、言ってる本人はこのセリフを出すまでの間は「言うぞ…!言うぞ…!」と心臓バクバクになりながら物凄く緊張してます。
こんな感じで告白されたら、相手は「え?今のって告白なの?」と本気で受け止めずに終わったり「うわ、軽っ」と思ってしまうので恋愛成就の夢は散る可能性が格段に高くなります。
ちなみに↑は僕の失敗経験談。
嫁の失敗経験談は「あ…あのー、〇〇ってイイと思う」と言うセリフで告白してしまったと言うケース。
このセリフが「付き合ってください」とイコールの意味だと読み取るのは、確かに難易度が高すぎる。
③逆に作戦を練りすぎ – 『気合を入れすぎやりすぎ型』
これは自分の失敗談ではなく友人Aくんの失敗談です。男性に限る話かもしれません。
恋愛における重要なキーワードで『サプライズ』がありますよね。
『サプライズ』は異性の心を動かす武器になる可能性は充分に高いです。
ですが、相手やタイミングやシチュエーションを間違えてしまうと恋愛成就が失敗する可能性が何倍も膨れ上がる諸刃の剣(もろはのつるぎ)でもあります。
友人Aくんの失敗ケースは以下です。
このエピソードは友人AくんとB子ちゃん、それぞれの視点から話を聞きました。
このエピソードでのB子ちゃんの意見は
「普通のデートとかでシンプルな感じで告白されたらOKしてた可能性は充分にあった。…でも、あんな壮大な仕掛けをされた上で告白されるとAくんの【重さ】とか【本気さ】が怖くなって断った」
…と言う内容です。
このような『サプライズ』は対象となる人によっては、恋愛成就への成功を後押しする可能性もあるとは思います。
でも、人間の心理は十人十色なので正解は人それぞれです。
そのような前提条件で『尖った事』をしてしまうと、良い方向へ行くか悪い方向へ行くかを極端に左右してしまうリスクがあると思います。
定石をおさえてシンプルな告白の仕方をするのが一番
さきほども言ったように、告白=本番試合 ではなく、試合結果の発表をされるステージです。
告白に至るまでの過程が本番試合ですから、試合結果の発表段階でどれだけあがいても結果は変わる事はないので、
考えすぎて下手な事はせずに定石に沿ってシンプルな方法を取るのがベストです。
告白する場所は『ロマンチックな場所』が定番
これは男女問わず、ド定番中の定番法則。
ロマンチックな場所に興味がない相手もいるでしょうけど、興味がないだけで「嫌い」と言う人はほぼいないハズ。
『失敗法則の排除』で考えるなら、無難にこのド定番を選ぶべきでしょう。
告白を切り出す際は、10秒くらいの沈黙を駆使する
さっきの失敗ケース②の『軽く聞こえてしまう型』でも書きましたが、一定のトーンで会話が続いてる流れやノリで告白を切り出してしまうと本気度が薄れます。
告白を切り出す前に『何かしらが始まるよ』と言う雰囲気をつくらないと誠意が伝わりません。
告白が始まる前には10秒くらいの沈黙で緊張感を出せば良いでしょう。
…と言うか、普通に緊張しますから意識せずとも簡単に沈黙ができると思います。
告白の言葉は超シンプルで
場所はロマンチックな場所が良いと言いましたけど、言葉(セリフ)に関しては一切のロマンチックを排除しましょう。
一歩間違うと『イタイ奴』と認定されてしまいますから。
間違っても『君の瞳の中にある星をずっと見ていたいんだ』みたいなセリフはコントの中だけにしておきましょう。
『失敗法則の排除』が重要ですから、もうド定番の言葉が良いです。
「ずっと好きだったんだ。付き合ってください」とか、そんな感じの。
告白する段階にまで来たら、もうとにかく『祈る事』と『ゲン担ぎ』
とにかく告白する決意をしたなら、あとはもう成功を祈ったり、恋愛成就の神様で有名な神社とかにお参りに行ったり、なんでもしましょう。お守りも買いましょう。
悪い表現かもしれませんが、こう言う事をするのは自分の勝手です。自分が最大限にあがける事です。誰にも迷惑かけません。意中の相手にもマイナスな影響はありません。
祈りまくってゲン担ぎしまくったら自信がついて魅力的なオーラが出るかもしれません。そうなれば儲けもんですし、そう思うのだって自分の勝手です。
思う存分にあがきましょうよ。祈りまくってゲン担ぎしまくって、あがいて、あがいて、自分の気持ちを意中の相手に告白しましょうよ。
(この記事を書いてて、自分が純粋な恋愛をしてた若い頃の気持ちを思い出して勝手に熱くなってるオッサンの文章が↑コチラです)
もし告白を決意された人がこの記事をここまで読んでくださったのなら、
記事を読んでくださった感謝とともに、とんかつ係長は陰ながら応援しておりますm(_ _)m
頑張ってくださいー!